konnoe’s blog

読書と旅が趣味。人生に疲弊してみたり、希望をもってみたり、、、

さんれんきゅー

最近は土日も仕事をしている状況だったのですが、久しぶりにこの三連休はゆっくり休めました。(といっても、昨日だけですが)

朝から昼頃まではゴロゴロしながら、三浦綾子の『続氷点』を読んでました。

続 氷点(下) (角川文庫)

続 氷点(下) (角川文庫)

「……自分は正しいと思いたい思い、人間にとってこれほど根強い思いはないと思います」

とか

相手より自分が正しいとする時、果して人間はあたたかな思いやりを持てるものだろうか。自分を正しいと思うことによって、いつしか人を見下げる冷たさが、心の中に育ってきたのではないか。

とか、そこに出てくる言葉を噛み締めながら、ぼんやり自分の日常について考えてみたりしました。

お昼ごはんを食べたあとは、車で30分ほどの美術館にぶらっと出かけてきました。


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自分の好きな作品や、自分の中に引っ掛かりがあった作品の前では何分でもじっと立ち止まり、興味がなければすっーと過ぎていく。そんな自分の気分だけで贅沢に廻るのがやっぱり楽しい。


というような感じで、1日、穏やかでかつ、何か大きなことをしたわけでもないけど充実した1日でした。

なんでこんなに気分よく過ごせたのか?
よく分からないけど、最近の休みは疲れすぎて体や心のメンテナンスに休みを使っていたのですが(整体とかマッサージとかカウンセリングとか睡眠とか…!)、そうやって「心(や体)を休める」だけでなく、いろんなものに触れて「心が動く」瞬間も同じく大事なんだと思います。


こういう気持ちも忘れたくないので、書き留めておきました。