2012-12-19 映画「ノルウェイの森」 雑記 ▼「映画「ノルウェイの森」の感想&考察まとめ - はてなブックマークニュース」 村上春樹の「ノルウェイの森」が映画化。ワタナベくんは松ケンかぁ。なかなかルックス的には良いと思うのだが。 ちゃんとビートルズの「ノルウェイの森」が使われているのがいいなぁ。たまらんね、ジョンレノンの声は。 特攻隊が出てこなかったり、ナメクジがなかったりするらしいですが…告知で私の一番大好きな言葉を引用しているだけで、なんかもうすごい観に行きたくなっちゃった 愛するものをなくした悲しみを癒すことはできない。悲しみを悲しみ抜いて、そこから何かを学び取ること僕らにはしかできない。 原作では↓ どのような真理をもってしても愛するものを亡くした哀れみを癒すことはできないのだ。どのような真理も、どのような誠実さも、どのような強さも、どのような優しさも、その悲しみを癒やすことはできないのだ。我々はその哀しみを哀しみ抜いて、そこから何かをまなびとることしかできないし、そしてその学び取った何かも、次にやってくる予期せぬ哀しみに対しては何の役にも立たないのだ。 「そしてその学び取った何かも、次にやってくる予期せぬ哀しみに対しては何の役にも立たない」は、春樹文学の一番の魅力と悲しみを一括した言葉だとおもいます。 ノルウェイの森(上) 村上 春樹 / 講談社 ( 2004-09-15 ) konnoeのバインダーで詳細を見る 観に行きたい、